Profile

栂安亜紀

栂安 亜紀 Aki Tsugayasu

フリーアナウンサー。スピーチデザイナー。
北日本放送(日テレ系列)出身。
ズームイン!!SUPERなど、全国中継のキャスターも担当。

政治家、音楽家から幼児まで、これまで2000人以上へのインタビュー経験があり、人の本音を引き出す質問力と、魅力的にまとめる言葉の力に定評がある。

もともと人前に立つのが苦手で、超恥ずかしがり屋だったが、学生時代に、自分の作文を母に読み聞かせ喜ばれた経験を通じて、想いを言葉にすることが好きになる。
その後、全国の作文コンクールで多数入賞するようになり、自分の言葉で伝える楽しさを実感。のちにアナウンサーとなる。

自身の経験も生かし、話し方スクールダイヤモンドスピーチを開講。
自然体で、楽しく伝える人を増やすべく
人の心を動かす伝え方・話し方・文章力などを指導。
募集するメニューは、一晩で満席、キャンセル待ちは半年以上など全国から生徒が集まるようになる。
現在はオンラインでのメニューも展開。

北海道帯広市出身。
函館白百合高校~慶応大学卒業。2児の母。
2020年11月より、夫のロンドンビジネススクール留学に伴い、家族でロンドンへ移住。
毎日発信するブログでは、世界中どこにいても楽しく生きる姿をありのまま発信している。
ブログはこちら(https://ameblo.jp/aki-arinomama/)へのリンクをお願いいたします。

Story

アナウンサーとして、人からの見られ方を常に気にしていました。

念願のアナウンサー(富山県の放送局)となった私でしたが、自分を出すことに悩んでいた時期がありました。
お嬢様、しっかりというイメージがあり、その印象に自分を合わせなくては!と無意識のうちに、考えてきました。

周囲からのイメージや評価を気にしながら常に気を張り、緊張している日々。自分の中で、どこか自分の想いを出し切れないモヤモヤが残っていました。

  • 新入社員の頃
  • 新卒で入社した頃。
    今よりしっかり者で
    落ち着いていそう
    と言われます(笑)

自然体の私が、受け入れられた喜び。

ある時、テレビの企画で私は、富山県内を巡り、地元の人と交わりながら、富山の方言を学んでいくという企画を担当することになりました。

アナウンサーだから、こうしなきゃ!という想いを手放し、心から出会いを楽しもう!とロケに出かけてみると、自分がどんどん自然体になっていくのを感じました。

地域の方に触れ合い、驚きと感謝を素直に伝えられたこと。
地域の方の強烈な富山弁に、私が追いつけず、やり取りが全く噛み合わなかったこと。

自分が自然体で振舞えば振る舞うほど、仕事が楽しくてたまらなくなりました。
私は、富山弁のつがちゃん、と覚えていただけるようになり
結果的に、シリーズ企画として高視聴率に繋がりました。

  • ピコピコハンマーを手にしながら話す
  • 街で視聴者から
    「いつも見てるよ!」
    と声をかけてもらえる
    ようになりました。

私はどうなりたいのか?を問いかけ、
どんどん挑戦しました。

どんな時でも自然体。
何にでも楽しく挑戦する自分でいたい!

そう感じた私は、担当していたフォークソングのラジオ番組でも、この人と話したい!と思った大物アーティストへ次々に取材交渉。怖いもの知らずの図々しさが最大の武器と評価(?)され、地方局でいながら、大物アーティストが多数出演する番組があると話題となり、九州の放送局から逆取材を受けることもありました。

南こうせつさん、さだまさしさん、松山千春さん、森山良子さんなど、60名以上のアーティストにインタビューさせて頂きました。
相手が誰であっても一切気遅れせずに、想いを引き出し、魅力的に伝えることを、楽しめるようになりました。

  • 自然体の笑顔で仕事が楽しくなってきた!
  • ラジオ収録の現場にて
  • 話すことが本当に
    楽しくて、毎日が
    充実していました

心がけたのは、自然体。自分の気持ちに素直に行動することでした。

お嬢様。しっかり者。アナウンサーだから、こうしなくては!
自分が考えていた勝手なイメージを手放し、
自分が、本当になりたい自分を見つめ直したことで
人前でも、日常でも、毎日を心から楽しめるようになりました。

どんな時も、
私は、どう思われるのか?よりも
私は、どんな自分でいたいのか?を考えること。

これが、周囲の目を気にせず、なりたい未来を実現し続ける話し方
ダイヤモンドスピーチの原点となっています。

  • ロケ現場にて
  • 家族写真
  • この家族写真を
    マイクの前に置いて
    語りかけるように
    話していました。
    大切な宝物です。